ユース音楽コンクール本選
少し前になりますが、8月25日広島西区民文化ホールで、ユース音楽コンクールの
本選が行われました。私達のお教室からは一人出場することが出来ました。
6月に行われた山口予選では、色々課題も残ったのだけど金賞受賞と言う嬉しい結果で終わることが出来、本選も受賞目指そう!とすぐ本選の曲に取り掛かりました。
曲はベートーヴェン パイジェイロの「水車小屋の娘」の主題による6つの変奏曲 より抜粋でした。
結果から言うと受賞は逃しました。
Aちゃんは、4年生で私の教室に移ってきてくれて1年半です。それまでは、ブルグミュラーを練習してて、ようやく数月後にソナチネに入ったところでした。音楽を作る事がとても上手でピアノ大好きな女の子です。練習も頑張って出来ます。
だけど、なんといっても色んな曲に当たってないので譜読みが遅い~
譜読みの力が足りないんです。
ベートーヴェンも初めてだし、変奏曲も初めて。
レガートペダルで音楽作るのも初めて。
7ページの曲を2カ月で仕上げるのも初めて。
初めて尽くしのこの曲を最初の1週間で見てくるのは到底無理で、音を取るのに相当かかってしまいました。
予選が終わって本選まで2カ月あまりです。
普通に弾けるようになるまで何週間もとってられないんだけど、なかなか弾けるようにならず、最後の1週間でバババーッと中身を詰め込みました。
まだまだ、上手になれるんだけどタイムアウトって感じでした。
でも、それってAちゃんだけじゃないんですよね。よく考えると、譜読み遅い子多いな~
ぱっと楽譜みてぱっと弾ける力、それも正確に弾ける力を小さい時からつけないと!
それを、娘と話してレッスンの時に初見演奏の練習をもっと強化していこうという事になりました。
ソルフェージュに来てくれている子はその時にでもいいし、ピアノのレッスンの最初に何か初見で弾いてみる。それをもっとやってみようかなと思ってます。
初見演奏の訓練の教材には、色々ある中バルトークのミクロコスモスやツェルニーのリトルピアニストなどを使っています。
ミクロコスモスは次の音が予想できないから、よーく楽譜を見ないと弾けないし音楽的にも勉強になる曲が多いのです。しかも、曲が短いからすぐできるし、いいことずくめです。
そうは言っても、初見演奏ってなかなか難しいですよね。
みんなも大変かもしれません。でも、がんばろう!
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